イマココニアルワタシ

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「鬼滅の刃 - 無限列車編」を見て感じたこと - What we are wanting.

鬼滅の刃無限列車編

 

kimetsu.com

今年最も話題の映画「鬼滅の刃 - 無限列車編」ようやく見てきました。映画館はほぼ満席。冬休み期間中とはいえ、10月16日公開から2か月半経っていて、未だこの人気。すごいです。鬼滅パワー。

話には聞いていたけれど、ご多分に漏れず、すっごい泣きました。

 

何故こんなにも心が揺さぶられるのだろう?

 

私のツボは、煉獄さんの圧倒的な強さと慈しみ。どんなに非情な状況の中でもぶれない信念を持ち、力強くグラウンディングしている姿は、とても安定感があって素晴らしかった。そして、自分自身の命を懸けて、他者の命を守ろうとする姿。

 

その在りようは、誰かに大切にされた体験、誰かが誰かを大切にしている環境を通して、身についたものだと思います。

 

誰かから大切にされること。尊重されること。おそらく誰もが心からそうあってほしいと願っている、人と人との繋がりのあり方。

 

先日読んだガボール・マテ医師の講演記録  "Close encounters with addiction" の一節が思い出されます。

We are wired for connetion. We are wired for empathy. We are wired for attachment. The very simple reason is that without human relationships there are no human beings.

私たちは繋がるように、共感するように、愛情を持つようにできている。人との関わりが存在しなかったら、人間は存在しないのだ。  

関わりあってこその人間なら、誰かのよき縁となりたい。そう思います。