イマココニアルワタシ

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「鬼滅の刃 - 無限列車編」を見て感じたこと - What we are wanting.

鬼滅の刃無限列車編

 

kimetsu.com

今年最も話題の映画「鬼滅の刃 - 無限列車編」ようやく見てきました。映画館はほぼ満席。冬休み期間中とはいえ、10月16日公開から2か月半経っていて、未だこの人気。すごいです。鬼滅パワー。

話には聞いていたけれど、ご多分に漏れず、すっごい泣きました。

 

何故こんなにも心が揺さぶられるのだろう?

 

私のツボは、煉獄さんの圧倒的な強さと慈しみ。どんなに非情な状況の中でもぶれない信念を持ち、力強くグラウンディングしている姿は、とても安定感があって素晴らしかった。そして、自分自身の命を懸けて、他者の命を守ろうとする姿。

 

その在りようは、誰かに大切にされた体験、誰かが誰かを大切にしている環境を通して、身についたものだと思います。

 

誰かから大切にされること。尊重されること。おそらく誰もが心からそうあってほしいと願っている、人と人との繋がりのあり方。

 

先日読んだガボール・マテ医師の講演記録  "Close encounters with addiction" の一節が思い出されます。

We are wired for connetion. We are wired for empathy. We are wired for attachment. The very simple reason is that without human relationships there are no human beings.

私たちは繋がるように、共感するように、愛情を持つようにできている。人との関わりが存在しなかったら、人間は存在しないのだ。  

関わりあってこその人間なら、誰かのよき縁となりたい。そう思います。

   

 

そこにある - There it is

Mt. Fuji behind the cloud

新幹線で関東に向かう途中。富士山が見えるポイントに差し掛かり、窓の外を覗くと、富士山はどうやら雲の向こう。その姿は見ることができませんでした。

 

帰り道。見えました!富士山!!思わずテンション上がりました。

Mt. Fuji

そして、ふと気づく。

 

見えないからといって、存在しないわけじゃない。

 

ただいま絶賛研修中のフェニックス・ライジング・ヨガセラピー。自分の体が「今」感じているものを観察していく。今日見えなかったからといって、存在していないわけではない。私たちは常に変化していて、いつでもプロセスの途上。

 

今日は雲の影に隠れて見えなかったものがあるかもしれない。雲の向こうに何があるのか。雲が晴れてきたら。大きな山が見えてくるかもしれない。

 

いつでも好奇心を持って。雲の向こう側にも。注意を向けていこう。

蓮の花が咲くには泥水が必要 - NO MUD, NO LOTUS

フェニックス・ライジング・ヨガセラピー養成コースで学び始めて11か月。最終4学期も残すところ1か月。卒業に向けて大詰めです。

 

今日のグループ面談で、メンターがシェアしてくださったMichael Leeがよくするという例え話「蓮の花が咲くには泥水が必要」が、Facebookに投稿されていました。何たるCoincidence。今の自分に必要な課題なんだなあと思います。

 

ここでいう「泥水」は、自分の過去の経験。影となっている部分。闇。普段は意識にのぼらないところ。光が当たらないところ。

 

泥水、影、闇には、一般的にネガティブなイメージがあると思います。汚いもの、目を背けたいもの。ない方がいいもの、という風に思っている節もあります。

 

しかし、その泥水があってこそ、蓮の花はきれいな花を咲かせるという事実。ないものにしたら、花は咲かせられない。泥水は汚いもの、目を背けるものではなく、私たちの人生の栄養源。泥水があってこそ成長がある。

 

3学期の頃から言われ続けていることです。フェニックス・ライジング・ヨガセラピーで大切なのは、クライアントの苦しみを取り去ることではない。その苦しみの奥に何があるのか。一緒に探求し、影や闇となっている部分に光を当てていくこと

 

泥水、影、闇の存在を知り、その上にしっかりとした足取りで立つことができれば、自然と花は咲いていく。泥水を栄養源として、クライアント自身が持つ種が芽吹き、花開いていく。

 

それは、時として、苦しいままのクライアントに寄り添い続けるということ。体験を体験のままに、何も変えずに、共にいる。そこから見えてくるものを、共に見ようとする。看護師として「安楽」を目指して自ら行動するよう教育を受けてきた者には、なかなかハードな課題ですが、絶賛トライ中です。

変わっていく覚悟 - Prepared to change

Phoenix Rising Yoga Therapy

 フェニックス・ライジング・ヨガセラピーPhoenix Rising Yoga Therapy; PRYT)養成コースの学びもいよいよ佳境。現在最終学期、4学期の真っただ中にいます。

 

PRYTを10か月学んできて、確実に積み上がってきたものがあるけれど、つかめそうでつかめない、わかったようでわからない、そんな部分もあります。未だ一つ一つ「あ、そっか!」という体験を積み重ねていますし、認定セラピストになったとしても、ずっと体験の繰り返しを通して、身体を育てていくのだろうと思います(やってくるものにオープンでいる身体を育てる)。

 

最近の私の「あ、そっか!」体験。

私は昨年の夏くらいから、自分の左半身が前側に落ちているなあと気づき、その左半身を後ろ側に引き上げるような、姿勢の改善を試みてきていました。少しずつ姿勢は変わり、自然で楽にいられる体の位置などもわかってきました。

 

けれども、姿勢が改善してきた一方で、肋骨の下側の心地悪さとか、左下腹の辺りのモヤモヤした感じとか、痛みというほどではないけれど、何とも言えない不快感を体に感じるようになりました。

 

この先、体のポジションが変わっていけば、自分が楽になることは体感的にわかっています。より良い自分になる方向性は見えている。その一方で「今」感じている不快感。これは何なのか?

 

こんなとき「ひとりPRYT」をしてみます。ただ不快感と共にいて、呼吸をします。そうするうちに、気づいたことがありました。「変容」には「覚悟」が必要だということ。

 

より良い方向性が見えていたとしても、「変わること」は必ずしも簡単ではないかもしれない。意識的でも無意識的でも、クライアントの選択には、それ相応の「覚悟」があるのです。そこに畏敬の念を持つ。プラクティショナーとしての在りようについて、また一つ考えさせられました。

やってくるものにオープンでいる身体を育てる - Bring up openness

Bring up openness_PRYT

 

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーPhoenix Rising Yoga Therapy; PRYT)を学ぶ者の【備忘録】

 

最近「なるほど!」と思った ボディワーカー小笠原和葉さん(@kazuha_og)のつぶやき。

 フェニックス・ライジング・ヨガセラピーは、身体の感覚を手がかりに、クライアントが自身の内面を探求していくワークです。ヨガのポーズのようなポジションを取りながら、クライアントは身体で感じていることを観察し、プラクティショナーとの対話を通して、自己理解を深めていきます。

 

ここで。プラクティショナーは、クライアントの役に立ちたいと、しばしば思います。そして、クライアントにとって「意味ある体験」を引き出したいという欲が出てきたりします。セッションで求められるのは、そのような前のめりの姿勢ではないのでしょう。

 

理想的なプラクティショナーの在りようは、虚心坦懐。何でも受け止めてくれそうな、大きな器のような身体(存在)。そんな身体で臨みさえすれば、クライアントにとって必要な体験は、おそらく、おのずと「やってくる」=「見つかる」。

 

そこが自分の身体(存在)を通して腑に落ちるまで、日々修行を積み重ねていこうと思います。

立ち止まる - Stop to look

note.com

立ち止まってふり返り、これまで通ってきた道を少し、戻ることになるのかもしれません。何か忘れたような気がする、置きのこしてきたような気がする、

そうかも。

今どこに向かっているのか、ちょっとわからなくなっている感覚がある。 

時間はいろんなことに役立ちますが、今はあなたの人生の一番肝心な部分に、素晴らしい魔法をかけてくれるようなのです。

 立ち止まって、周りの景色を、そして自分自身の内側を、眺めてみよう。

「あきらめるとは物事を明らかにして受け入れること」by掘ママ

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友人に教わり、最近インスタ・フォローし始めた「掘ママ」(漢方薬局の薬剤師さん)。

今日の投稿にビビビッと来ました。

  • 「諦める」は仏教の「明らめる」から来ているともいわれる
  • あきらめるって断念するってことより物事を明らかにして受け入れること
  • 自分がどうしてそれを望んでいるのか本当のところを見つめる
  • 自分の心のうちを明らかにする
  • そうすると本当の意味で明らめられる

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーがお手伝いしますよ~✨と、大きな声で伝えたい。