イマココニアルワタシ

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PRYTオンラインセッション体験

Phoenix Rising Yoga Therapy - Know ourselves from the inside

今年2020年1月から1年間の予定で、フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)養成コース(レベル3)を受講しています。

 

養成コースでは、自らクライアント(セラピーを受ける人)を募集し、セッションを重ね、セッションを振り返ってレポートを書き、メンター(指導者)にアドバイスをもらい、自身の技術を磨いていきます。

 

 課題の中には、自らがクライアントとなり、認定セラピストからセラピーを受けること、養成コース同期生から交換セッションを受けることも含まれます。自分自身がこのセラピーでどんな体験をするか、洞察を得るか、体を通して知っていることが大切だからです。

 

このセラピーでは、通常ラクティショナー(セラピーを行う人)はクライアントと対面でセッションを行います。しかし、新型コロナ感染防止対策のため、4月からオンラインでセッションを行うことになりました。

 

オンラインセッションのやり方を勉強し、まずは同期生とオンラインで練習を行いました。この体験が思いのほか興味深いものでした。

 

対面セッションでは、プラクティショナーがクライアントの体に直接触れ、ポーズを補助・保持し、体験を深めていきます。一方、オンラインセッションでは、言葉のガイダンスのみに従って、クライアント自らポーズをとり、保持していきます。

 

はじめは、ラクティショナーがそばにいない状態で、果たしてクライアントは自らの体の体験に没頭できるのだろうか??と疑問に思っていました。ところが!!自らクライアント体験をしてみることは本当に大事です。ラクティショナーの存在は画面の向こうから伝わってくるし、言葉のガイダンスのみで、十分体験は深まるのです。

 

私の場合、仰向けに寝た状態でねじりのポーズを行いました。右側に向かってねじったとき、左の肋骨が腫れたような、心地悪い感覚を感じました。それを私は「手の負えない感じ」と評し、<その感覚は、自分にとってどんな感じですか?>とプラクティショナーに尋ねられ、「うーん、、あらあら...という感じ」と答えました。そこで、はたと思い至ったのです。これって今の状況だ。新型コロナウイルスの蔓延。手に負えない状況。でも、私はそれに対して「あらあら」と、割と深刻がらずに向き合っているのだと。

 

体って面白い!ちゃんと周りの状況に反応している。そして私の心の在りようを知らせてくれる。それは、オンラインセッションでも同じ。オンラインセッションの技術も磨いていこうと思います。遠くにいる人たちにも届けられるように